大手ゲストハウス企業を中心に、大都市部や大規模案件への出店志向が鮮明になる中、あえて逆張りで、地方都市のホテルとのコラボレーションに特化したユニークな婚礼事業戦略で存在感を高めているのが、ワーカービー(愛知県岡崎市、都築法明社長)だ。 地元神社とのアライアンスによる神前挙式を上手に絡め、婚礼強化をテコにホテル全体の収益改善を実現するスキームは「ローカルホテル再生の救世主」として、近頃では金融業界からも注目を集めている。