全国的にホテルウェディングの劣勢が伝えられる中、来る2013年度に年間1000組という大台乗せに挑もうかという"元気印"なホテルが関西にある。大阪・南港エリアという、決してアクセス的に恵まれているとはいえない場所に立地する「ハイアット リージェンシー 大阪」がそれである。2005年には一旦370組に低迷した同ホテルの婚礼事業が破竹の快進撃で受注を伸ばし、遂には単独ホテルとして全国最高クラスの1000組をうかがう水準にまで急成長した背景には、従来の"ホテルの常識"をぶち壊すほどに革新的なハードとソフト、両面からの大胆かつ徹底した取り組みがあった。一連の改革を先頭に立って牽引した現婚礼部長・可野茂久氏の奮闘ぶりを振り返りながら、ホテルウェディングの可能性を大きく広げた同ホテルの進化の軌跡を検証する。

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