創業70周年を迎えた八芳園が、８月下旬、メインロビーをリニューアルオープンした。これに合わせて、コンシェルジュサービスの導入や、厨房の大幅な増強と従来のジャンルを超えた全く新しい料理ジャンルの開発、さらにはライティング演出と専用コーディネートを備えたバンケットのリニューアルオープンなど、様々な新機軸が打ち出されている。
　一方で今年４月、園外にオープンした「ウェディング・デザイン・ガーデン」（ＷＤＧ）の効果もあって、ＯＢカップルとの「アフター」の領域でのつながりも一段と活性化している。　それぞれ個別に見えるこれらの動きだが、そこに共通するのは、専門式場としての新たな価値の創造と八芳園ブランドの確立、そして将来を見据えた「おもてなしを世界へ」という壮大なビジョンである。