もうかなり崖っぷちまで来てしまったのではないだろうか。
実施率低迷、というより、結婚式の価値崩壊、が残念ながら始まっている。
業界全体でまとまって何か行動するというよりは(現状、それが苦手な業界でもあるので...)
個々のプレイヤーが本気になってマイナスの潮流に抗っていくことがすべてだろう。
「結婚式」には本来とてつもない価値があることを、私達、業界人は知っている。
結婚するふたりにとって、家族にとって、結婚式という場がもたらしてくれるものは、
本当にかけがえのないものであり、その後の人生に大きな恵みをもたらしてくれる。
幸せな結婚式が増えれば増えるほど、その町は、その国は、あたたかくて優しい空気に包まれていく。
だから、ブライダル業界が世の中に対して背負う使命と責任はものすごく大きい。
だからこそ、この仕事にはやりがいがあり、誇りがある。
そのやりがいと誇りを胸に、「世の中の人々が感じる結婚式」の価値が崩れていくことを、
私達は絶対にストップしなければならない。
これはきれい事ではなく、ブライダル事業経営という観点から見ても、業界全体の死活問題だ。
あらためて、すべての業界関係者で" 圧倒的な危機感"を共有したい。
その上で、結婚式本来の価値を再認識し、その先にある"大いなる希望"も感じ合いたい。
そんなことのひとつのきっかけに、と考えた今回のWJ特集です。