インターネットで「1.5次会」というキーワードの検索ボリュームが急増している。
「1.5次会」といえば、一昔前のイメージでは、海外・リゾート挙式の帰国後パーティーに代表されるように、よそで一度済ませた後の改めてのお披露目会といった特殊なパーティーというイメージが強く、文字通り披露宴でもなく二次会でもなくという中途半端な位置づけだった。
ホテル・式場の側でも、「あまりうま味のないカテゴリー」として、積極的に力を入れる会場は少なかった。
その「1.5次会」という言葉の検索ボリュームが5年で3倍に伸びているという事実は、いったい何を意味しているのか?
取材を進めると、そこにはユーザーカップルの中で「1.5次会っぽい」というイメージでカテゴライズされた、ブライダル業界にとって新たな"鉱脈"ともいえる巨大なマーケットが存在することが見えてきた。