■ユーザーの消費行動の変化
【従来】Attention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(購買)→Share(情報共有)
【最新】Discovery(発見)→Engage(関係構築)→Check(確認)→Action(行動)→eXperience(体験と共有)
インターネット普及前の売り主体からユーザー主体へと切り替わって久しいが、この流れはSNSの台頭によりさらに加速していくことが予想される。
■プランナーに満足できない新郎新婦のセルフプロデュース時代に
ハイパードライブにおいて来年スタートする婚礼版アマゾン「CORDY」により、自身でカスタマイズする結婚式の広まりの加速が見込まれる。
■VRなどのテクノロジーの駆使で多角的かつリアルなアプローチが可能
わざわざ足を運ばなくてもリアルな雰囲気がわかる、様々なコーディネートを臨場感を持って体験できるバーチャルリアリティーは、今後ウェディング業界でもさらに求められていく技術のひとつだろう。
■引き出物へのゲストの期待感の薄さ、新郎新婦の思い入れの浅さがネックに
贈りものには、一生懸命に選んで心を込めて渡すものと、なんとなくしきたりだからという理由で渡すものの2種類があるように思うが、引き出物はどちらかというと後者へ分類されるだろう。また、もらう側にも「自分一人のために選ばれたプレゼントではない」引き出物は、期待感が薄いと想像できる。これがネックとなり、"結婚式から引き出物がなくなる"未来にも今後覚悟が必要になるかもしれない。
■巨大マーケット中国からのインバウンドの可能性
日本の20倍以上の年間婚礼組数の中国は、今注目すべきマーケットである。ビーチリゾートでの前撮り撮影がここ10年ほどで15倍にも急増していることから、ねらい目は平日のフォトウェディングの取り込みだ。
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