挙式スタイルの多様化が進む日本のブライダルマーケット。圧倒的な比率だったキリスト教式が半分強にまで減少する一方で、現在では人前式が神前式を上回る人気を見せている。世界的なブライダルファッションデザイナーとして活躍する一方で、全日本ブライダル協会やNPO法人での活動を通じて国内の結婚式の活性化や婚礼文化の継承などについて様々な提言や取り組みを行なう桂由美氏に、挙式の在り方についてインタビューした。

シビルウェディング(Civil Wedding)とは...

市区町村庁舎のセレモニールームなどで、市区町村の長や係官または国が資格を与えた者の司式によって執り行われ、カップルが婚姻届けに署名する欧米の伝統的なセレモニー。

日本版シビルウェディングが人気を博す

山形や高知ではシビルウェディング専用施設を運営する企業があり、人気会場となっている。

専用施設でなくても既存のチャペルで十字架を覆うなどして宗教色を排すことで可能となる。

資格を有する「シビルウェディングミニスター」は600人超に

資格応募には市区町村長や議員、商工会議所役員など公職者からの推薦状を必須とし、ミニスターに真にふさわしい人の認定を目指す。

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