2020年のブライダル業界は、婚礼をはじめ、宴会、レストラン、宿泊など周辺事業も含めて売上が激減する非常事態に見舞われたことで、各社は一気にコスト削減に動いた。広告出稿や新規設備投資の抑制などに加えて、オフィススペースや店舗網の大胆な縮小、希望退職制度の実施、不採算事業の売却など、その領域は全方位に及び、まさに聖域なきコスト削減が大胆に実行に移された1年となった。